絶版車って何?
- コーリンオート
- 6月26日
- 読了時間: 3分
絶版車とは、自動車メーカーが生産や販売を終了したモデルのことでこの段階で絶版車となります。
もともとは書物で重版されなくなり印刷原板が廃棄された状態のものが絶版といわれますが、その言葉が自動車用語として使われています。
基本的には売上が伸びずに商品として打ち切られたものが対象ではありますが、現行のラインナップにないモデルであり、中古車でしか手に入らないため、国内・海外での需要が高まり市場価格も高騰しています。
〜主な絶版車 スポーツカー編〜
<MR-Ⅱ 1989年~1999> ・MR(ミッドシップレイアウト)数少ない量産型モデル ターボエンジン搭載車
(GT/GTS)にはビルシュタイン製ショックアブソーバーやハイグリップタイヤが標準装備
され、かなり走りに振った設定が行われている。

<セリカ 1970年~2006年> ・初代セリカは通称「ダルマセリカ」や「LB」。
由来は、だるまのようにふくよかなため。LBはリフトバックの略
・2代目 昭和53年排出ガス規制適合で最高出力がアップ。また、マイナーチェンジでは
「名ばかりのGT達は、道を開ける」という文言のキャッチコピーが用いられて他メーカー
のスポーツカーを挑発したものであった。
・6代目全モデル3ナンバー化されるとともにボディ剛性が向上した。重量は20Kg程度の
軽量化(同モデル前期型比)WRC仕様車が国内限定2,100台販売されマニアの間でも
根強い人気

<180SX 1989年~1999年> ・エンジンやミッション・サスペンションなど基本構造は全てS13型シルビアと共通ではあ
るが、リトラクタブルヘッドランプ・リアテールランプで差別化を図った。このため、
多くのパーツに互換性があり、外装の交換を比較的容易に行うことができ
「シルエイティ」などの改造を流行った。

<パルサーGTI-R 1990年~1995年> ・WRCへの参戦を前提に設計された「GTI-R」特徴的な外装では、ボンネット上の
エンジンバルジと大きなリアテールスポイラー。
ハイパワーエンジンに小さな車体はラリーフィールドでは強力な武器と考えられていまし
た。 <初代インテグラタイプR 1995年~2001年> ・NSXタイプRに続く「タイプR」シリーズの第2弾として登場。
3ドアクーペと4ドアセダンが発売。
仕様変更については、モデルイヤーから96・98~スペックと区別される。
徹底的な軽量化やエンジンのポート研磨を手作業で行っていたことが話題になりました。
現在は、旧車のレストアのベース車として多くのユーチューバーに取り上げられていま
す。

<CR-X Si-R 1989年~1992年> ・シビックの姉妹車・バラードの派生車種として発売された。
販売に際して「FFライトウェイトスポーツ」という新ジャンルであると説明し、
以来同クラスの車種を分類する際に広く使われることとなる。
<RX-7 3代目 1991年~2002年>
・サバンナクーペの後継として、サバンナRX-7の名で発売。
車体の軽量化やエンジンの高出力化図るなど、「ピュア・スポーツ」をコンセプトに上げ
る車両として開発が続けられたが、スポーツカー需要の低下や、環境対策の行き詰まりな
どの理由により2002年8月に生産終了となった。
<117クーペ 1968年~1981年>
・極端に細いピラーなど、当時の自動車製造技術では手作業でしか生産できない箇所があり
そのことから初期型の117クーペは「ハンドメイド」と通称される。
販売価格は当時としては高価な172万で一般的な車のおよそ2倍の金額であり、
月産生産台数も30~50台と限定された。

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