クルマの臭い原因と消臭方法(実体験あり)
- コーリンオート
- 9月3日
- 読了時間: 3分
「新車から長年乗っていて生活臭がきつくなってきた」「購入した中古車の臭いが気になる」など臭いについてのトラブルをよく耳にします。
多くの場合は一時しのぎで消臭剤・芳香剤で対処しますが、根本的な臭いのもとを絶ったほうが快適に運転できるはずです。
そこで今回は、臭いの原因とその対処方法を実体験をもとに解説していきます。
臭いの主な原因
▶タバコの煙 車内に染みやすく、除去が難しい臭いの代表例です。 ヤニが天井などに付着し、臭いの原因となります。 ▶エアコンのカビ エアコン内部の結露にホコリが付着し、カビの雑菌が繁殖することでカビ臭が発生します。夏場の冷房使用時に起こりやすくなります。 ▶シートに染みついた臭い 汗、皮脂、香水、食べこぼしなどがシートに染み込み、臭いの原因になることがあります。
▶ペットの毛や唾液 ペットを乗せた場合、毛や唾液、排泄物などが臭いの原因になることがあります。
臭いを消すことが難しく売却時には減額の対象となります。
▶フロアーマット 泥や水分、食べこぼしなどが付着しやすく、雑菌が繁殖して臭いの原因となります。
濡れたまま放置するとカビが発生することもあります。

臭いを消す方法
▶エアコンフィルターを交換する 交換のサイクルは1万キロもしくは1年が目安です。
汚れてくるとエアコンの風が弱くなったり、酸っぱい臭いやカビの臭いがしてきます。
▶車内の清掃
車内の窓を全開して掃除機をかけてから、水で雑巾を濡らし、固く絞って車内を拭きます。シートや天井、ダッシュボード、窓などを拭くと、表面について汚れや臭いの原因を軽減できます。
▶スチームタイプの消臭剤を使う 上記で紹介した作業を終えた後に効果的なのがカーショップ等で購入可能なスチームタイプの消臭剤です。
使用方法は簡単で全てのドアを閉めて数分置いておくだけの製品です。
エアコン内部まで消臭効果のあるものや除菌効果のあるものが選べます。

消臭について実際の体験談
マイカーは2017年式のファミリーカーで3年前中古車で購入しました。
禁煙車でペット臭もなく車内もとてもキレイでしたが、3年が経ち“酸っぱい””カビのような”臭いが猛暑の中気になりだしました。
お盆休みの前に何とかしたい思いに駆られ8月某日作業を実行しました。
まずは、エアコンフィルターを交換しました。 助手席側のグローブBOXの奥にあり外した古いフィルターは使用後約1年経過。 見た目は汚れもなくキレイ!臭いはと言うと”酸っぱい”・・交換で解消です! 次は車内のお掃除です。掃除機をかけた後に車内を水ぶき2時間放置で車内の臭いをチェック。んん・・”加齢臭のようなカビ臭い”
シート・フロアーマット・天井いろいろクンクンしましたが臭いのもとにたどり着けず。 そこでスチームタイプの消臭剤を購入施工してみました。 使い方はとても簡単!車内の窓を閉めて消臭剤のPUSHボタンを押すだけ。 施工後の感想は、満足できるレベルまで消臭できた・・ですが、私、異常に鼻が利くのでほんのちょっとの臭いに敏感・・。
最後の施工として”重曹”を使ってみました。 水100mlに対して重曹5gの割合(2ℓ分を作りました)で作った重曹水にきれいな布を浸し、固く絞ってシート表面と天井を拭き取ってみました。
これは凄い!!めちゃくちゃ効果ありました!!ぜひ試してみてください。
※重曹の取り扱いについて注意事項があります。使用前に必ずご確認下さい。







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